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社会的に日本国の法律に基づいて公益法人として認可されており、それによってさまざまな特典と保護を受けている。
わたくしどもは後記の全般にわたった事業で、あらゆる分野において対象は個人・団体を問わず、
各方面に対して協力的な開発援助を行う。さらに、人間向上を目的としたことに対して、資金的な協力をする財団法人である。
また、政府・府・市など「行政」に頼ることなく、独特な公的な財団法人として時代を先取し、
時代の流れに対応して、思い切った発想、すばやい実行により、社会に貢献することを目的としている。
財団設立認可を受けてから7年目に、それまでの仮事務所より本格的な建物に新築移転した。
これを機に、財団そのものも充実・拡大した。今後は、若い有能な人材に強い力を発揮していただき、斬新さと行動力を武器として変革を担っていただきたい。
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設立目的 |
この法人は、学校教育・社会教育等市民の教育に関する研究調査を行い、
併せて教育活動を実施する団体の活動を助成し、活動の一層の充実を図る。また地域の文化財保護をはじめ、
文化財全般にわたっての発展に寄与することを目的とする。
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理事長の挨拶 |
私は一地方で幸福な生活を送っている一人です。生まれながらに恵まれた環境に育った人間でした。
しかし、自らその環境に逆らい、苦労の道に入ることによって、人間として大きな自信が芽生え育ち、
今日気力と信念を養えたことは、最大の幸福であると毎日感謝しております。
感謝の気持ちを実践したいと、約20年前に資産の一部を提供し、財団法人を設立いたしました。
財団の目的は、地域の文化・教育の拡大にありますが、具体的には、文化財の保護・教育の振興・
体育向上・国際協力事業など広範囲にわたっております。日本全国にはさまざまな財団がありますが、
広い分野にわたった事業を実現している財団は少ないのではないでしょうか。
今まさに、21世紀を迎え新たな変革が求められています。この変革の時代において、人々が日々刹那は何とか暮らせたとしても、
ダイナミックな時代の潮流に押し流されてしまい、大きく取り残されてしまうのではないかと按じております。
私は明治憲法に基づく教育を受け、戦前・戦後と移り変わりの激しい時代に育ち、今日にいたっております。
それであればこそ、一人の人間として「正しい」と判断したことに対して、
過去・現在・未来を統一的に考えることを基本として、改善を繰り返し、
努力を惜しまないようつとめております。
財団の規模拡大については、今日のような超低金利時代であるため、事業資金は
潤沢ではありません。しかし、財源の確保については 最重要な問題として取り組み、安定的な事業資金の供給ができるよう、
万全な対策を現在実行中であります。
以上財団の方針・財団設立の沿革ならびに運営について、私が考える基本的な内容のあらましを述べさせていただきました。
自ら新しく発想し、目標に向かってまい進できる人材を求めてもおります事も付記いたします。
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